ユメハナ

Piko( ピコ ) ユメハナ歌詞
1.ユメハナ

作詞:ピコ
作曲:samfree

茜色のユメハナビラ
「また會えますように」

ふと立ち止まり
伸びた影は一人 見上げて
沈んでく 景色が映し出す陽炎
はらりはらり 零れ落ちるは
一つ一つ 二人の思い出
遠い遠い 約束の場所
君は君は 今どこにいるの
想い寄せれば
茜色のユメハナビラ
離れるほど心は側に
ひとひら乘せた言の葉を
君のもとへ屆けたくて
「また會えますように」

差し迂む光
照らし出す君との寫真は
戾れない 煌めいた記憶の面影
いつかいつか あの日のように
二人二人 笑えるだろうか
強く強く 想い笑かせど
やがてやがて 季節は移ろう
散れば 儚く
花のように
鳥のように
風のように
月のように
自由に空を飛べたなら
僕は君に會いに行くよ
夢だったとしても

秋風運んで來た
懷かしい香り
瞳を閉じれば ほら
蘇る春の日

茜色のユメハナビラ
會えないほど愛しさを知る
まるで眠る花のように
今は春を待ち續ける
「また會えますように」


2.Immoral

作詞:ピコ
作曲:ピコ

寄せて返す 不安定な
關係性 もうやめてよ
何を隱し 何を見せるの
後戾りは したくはないの

みなまで言わなくてもわかるでしょ
君の全てを見せて
くらくら壞れていくモラル
絡みつき健氣に染まる
何處までも墮ちて行けるでしょう
ほら爪立てて
1秒3回の鼓動
初めての感覺はどう?
噓つきな自分なんていらない
裸になれ

右手には 導火線を
左手には 可憐な花を

枯れないように君を注いでよ
私には火を著けて
ふらふら崩れていく理性
未完成な體のせい
私が一番愛してるから
くちづけて
君の描く愛の形
鄰で笑うのは私?
吐き出す慾望を飲み乾したら
私のモノ

優しい言葉 綺麗な指輪
見せ掛けなんて いらないわ
溫かい腕 見つめる瞳
君の全てが 欲しいだけなの

くらくら壞れていくモラル
絡みつき健氣に染まる
何處までも墮ちて行けるでしょう
ほら爪立てて
1秒3回の鼓動
初めての感覺はどう?
噓つきな自分なんていらない
裸になれ


3.孤独の果て

作詞:光収容
作曲:光収容

過ぎた季節 静かに滲む寒空
通りを望む この景色も移ろい行く

戸惑いも 悲しみも この声に乗せて

Ah 孤独の果ての蜃気楼
その背中に刺さる欠けた月
Ah 路傍の果てに見えるのは
ただ物言わぬ窓の影

物語の結末をただ見つめてる
過ちの跡、君の手を離れ彷徨(さまよ)う

後悔も 絶望も この声が運んで

Ah 孤独の果ての蜃気楼
その背中に刺さる青い月
Ah 繰り返しの果てに見えるのは
ただ穏やかな星の夢

喰潰(くいつぶ)され 忘れ去られ
形も無く 消えていくだけ
この歌さえ 忘れ去られ
風に流れ 塵になり
此処に在れど 其処に在れど
忘れ去られ 記憶の果てへ
あの歌さえ この歌さえ
世の無常を 歌うように

戸惑いも 悲しみも この声に乗せてく
後悔も 絶望も この声が運んで

Ah 孤独の果ての蜃気楼
その背中に刺さる欠けた月
Ah 路傍の果てに見えるのは
ただ物言わぬ窓の影だけなのか

Ah 孤独の果ての蜃気楼
その背中に刺さる青い月
Ah 繰り返しの果てに見えるのは
ただ穏やかな星の夢の後先よ